勝山左義長まつり2013
〜福井県勝山左市〜
2月23日 24日



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■2日目
少しは寝れたので元気回復。あまり気負わないで普通に楽しむぞっ!って気分で祭りに臨んだ。
疲れていたはずが全然眠れない。四時半には目が覚めてしまい、時間ももったいないので6時くらいから早朝の散歩に出かけた。普段人がいる場所にひとりで行ったり、空間を自分だけで感じることが好き。 江戸時代、藩のお倉へ通う年老いた飯炊き女の為に回収された坂道といわれる小姥母(こうば)坂。
いつも祭りに行くと必ず最初に氏神さまにお参りする。昨日はそれができず調子が悪かったのかも知れない…と今日は朝から神明神社へお参り。 この日は朝からものごっつい雪だった。普段雪が降らない大阪の自分にとっては、ほぼ吹雪!
雪だるまたちも雪をかぶり、不気味な顔の目がかくれてさらに不気味になっていた(奥の雪だるま) 広場の雪だるまたちも皆にアフロヘアーに早がわり。雪だるまたちの間でブームらしい!
こんな六地蔵さんなんてものもおられる。 家のかげにいた雪だるまたちはアフロヘアーを免れていた。
雪降る中、子どもたちも集まってくる。 「寒い?」と聞くと「うん寒い」といじわるな世間話にも応えてくれた。
そうこうしているうちに「ふれ太鼓」。いよいよ24日のさぎっちょの幕が開ける。張り詰めた空気になる。 芳野は子どもと大人の関係がとてもよく、いい雰囲気だ。思わずあいの手を入れながら応援してしまった。気持ちよい。

個人的にはこれが今回撮れた一番好きな写真。
さぎっちょで見たかったもののひとつに、この子の笑顔があった。
いい笑顔を見せてくれてうれしい。

朝ごはんは昨日の晩に引き続き「寄って亭」でいただく。おばちゃんたち覚えてくれていた。 朝ごはんのあと沢はまだ何もしていなかったので、下長渕に移動した。
一本義酒造では、この雪の中すごい人だかり。10時より一本義まつりという酒蔵開放が行われている。 みんなのお目当てはこの日限定販売の「ふなくち」という原酒。建物内には長蛇の列ができていた。40分くらいは待たないとだめではないだろうか…というわけでふなくちはあきらめた。
下長渕でもコンクールにむけて最後の練習中だった。



「うわ〜撮られた〜」ってかわいいなぁ!
おそらくは母子かな。どいういう会話が交わされているかはわからないけれども、母子だとして、いっしょに同じ櫓に参加って素敵ですね。 イタタタタ…孫悟空なみにきつく鉢巻きをしめられ中。



二回ほど演習を見たあと沢区へ移動。 沢区でもコンクールにむけ最後の練習中…だったのですが少し元気がないように見えて「大丈夫かいな…」という気持ちになりました。それで芳野へ移動したのですが、後でコンクールの動画を見てビックリ!練習と全然違って元気のある浮きでした。こうも変わるものかと。本番見りゃよかった。

今年はへび年ニョロニョロニョロニョロ♪ ヤァッ!!
芳野区ではコンクール審査員の到着を待っているところ しばらくして審査員が到着し、コンクールが始まる。実際コンクールの本番を見たのは、この芳野だけだった。審査員についてまわると全ての櫓を見ることができるが最後まで見ずに次の櫓に行かねばならない。





lコンクールの後、寄って亭でお昼ごはん。おでんと月見そばを注文していたら、お店の方が魚焼いたやつをおまけしてくれた。これがめっぽううまかった!寄って亭にはお世話になりました。アットホームでよい雰囲気だし来年もまた利用したい。 雪だるま広場で芳野のおじさんとお話していると、お酒を御馳走してくれた。一本義の燗はほんとおいしい。おじさんありがとう…と思っていたら、僕をさぎっちょにいざなってくれたデジゲシ通信のdendoroubikさんから電話。一本義へ向かった。
一本義ではdendoroubikさんと、dendoroubikさんをさぎっちょにいざなったtoraさんという写真を撮られる方とお会いした。一本義では期間中、大吟醸などの試飲ができる。60mlで100円〜300円。「袋吊り大吟醸生酒」と「伝心「春」純米吟醸生酒」をいただいたが、なんてフルーティーなんだ!今まで飲んだ日本酒の中で一番おいしかった。若干一本義で飲んでいたい衝動に駆られたが振り切って外に出た。
上長渕の櫓では、ハイレベルな浮き手たちによる左義長囃子が繰り広げられていた。 大六さんによるふれ太鼓。さすがにこの時は真剣な表情やなぁ。いつもも真剣なのですが(笑)
初日見かけることができなかったこの人、やっぱこの人の笑顔の浮きを見とかなきゃ!今日は見ることができてよかった。 こっち向いて〜(笑)!
ええ浮きっぷりや〜! 観衆に投げキッスのサービス(笑)キャー♪
この方の浮きは、一瞬はさんでくる指先と目線の色気がたまらんのです(笑) はっちゃけてますな〜!ええよ。ええよ〜!!
この子もええ笑顔でやってくれるので、後で見返すと写真多い。 よっ!おやじっ!!
キタッ!写真の押さえどころ!頭も押さえてますが!
ヒマワリのような笑顔やざ(かっちゃま弁語尾あってる?)
あら、かわいい(^^)! パワフルー!!上郡タイフーン(笑)
指先セクシー!! 吠えとる(笑)
この人は髪、袖振り乱し具合がええんやざ。 お?
ええコンビ!師弟関係で実は左が師匠だったらおもしろい(笑)
よっ!副会長!!さわやかイケメン!! ヤーッ!



途中、上袋田区かな…雪が強すぎてわけわからんことに。これはもうさぎっちょの雪やない。 かわいい「ひょっとこ」と「おかめちゃん」がいた!
かっこええわ!きまってる!
そういやまだ会っていない人がいることに気付いた。そうこの田吾作さんだ。どこにいるのか?と思っていたまさにその時、後町通りですれ違う。「あ!田吾作さん!」と声をかける。予想に反して落ち着いたいい声の人だった(笑) そのまま田吾作さんについて下後の櫓へ。 櫓にあがった田吾作さん、なにがおもしろいって他の浮き手たちが、まるでそこに田吾作さんがいないかのように普通に浮いていること(笑)合成画像のように異質に田吾作さんがまわりで浮かれている。よく気にせずにおられるな…と感心する(笑)
こんな感じなのかも知れない(笑)「なにもいない…なにも見えない」みたいな。 でもやっぱり気になるみたいで、チラっと一瞬だけ目をやる時があり面白い。その時の田吾作さんの笑顔がまた!
完全に変なおじさんです(笑) いい浮き太鼓も見せてくれます。でも叩くのは一度だけでした。変な姿してるけど、櫓の人を立てること考えてはるし、すごい考えてはるなぁ…なんて書いたら無粋なのでやめておきます。
しばらくすると櫓を降りてどこかへ歩いていかれました。


下後区のおはやしのリズム、けっこう好きかも


…そして足がむかった先は上郡区
フリーダムに盛り上がっているのだろうか。


語らずもがな…でした(笑) 実はここでも一本義をいただいた。燗に冷にと並々と(笑)…だんだんと記憶がなくなっていきました!

でも、はっきり言える!
酒を飲んでからのさぎっちょは100倍楽しい!
飲酒運転は絶対ダメですよ
飲むなら乗るな!乗るならえち鉄(笑)




「ヨイショー!」「ドッコイー!」「浮いた浮いた浮いた!」

声を出して応援するさぎっちょは1000倍楽しい!
(お酒入らないとなかなか勇気がでませんが・笑)






そしてなにより
櫓の上は100,000倍楽しい!


酔っ払いが叩かせてもらいまいした(笑)(photo byよっちゃん)
貴重な浮きの時間を割いていただいてありがとうございます!

櫓の上、思っていた以上だ!
ほんとヘブン状態!

そらみんな最高の笑顔になるわ〜!って実感した。
櫓の上では、いつもこんなん体感してるなんてズルイぜ(笑)

正直この時初めてさぎっちょを楽しめた!と思った。

なんか最高の笑顔で柱にへばりついてるし(笑)

眼の前でなにかドラマが繰り広げられた!














これみて笑顔になんなせぇ!

はぁ〜、ほんま最高でした。
こんなに盛り上がるつもりやなかったので宿を初日の一泊しかとっておらず
どんと焼きも含めて最後まで見ることができず最終大阪に帰れる19時半まで粘って帰路につきました。

…が!なんと「えち鉄」トラブル!!

線路で車が事故を起こしたようで帰れなくなりました(笑)
仕方なく福井駅の東横インに宿泊。

こんなことなら最後まで居れたのに〜。
…と思いつつ、泊まるところがなければここ利用すればいいと勉強になりました。



来年も行けるかな…行けたらいいな。


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